島根県の「出雲蕎麦」は、「割子蕎麦」「釜揚げ蕎麦」があり、郷土料理の一つです。蕎麦は、ソバの実をそのまま挽くので、黒い蕎麦になっています。また、「わんこそば」「戸隠蕎麦」と並ぶ、三大蕎麦の一つです。
「割子蕎麦」は、割子(わりご)に蕎麦を持って出します。割子は丸い漆器の器で、3段になっています。食べ方は、蕎麦つゆを割子の中に入れて食べる、少し変わった食べ方になっており、大根おろしをのせて食べます。
「釜揚げ蕎麦」は、茹でた後、投げや釜から直接そのまま食べます。普通、蕎麦は、茹でた後、水で洗いますが、この「釜揚げ蕎麦」はそのまま食べます。
山口県下関市には「瓦そば」というお蕎麦があります。焼いた熱い瓦に蕎麦を乗せて食べるお蕎麦で、「茶そば鉄板焼き」「焼そば」とも呼ばれたりします。「瓦そば」は、茹でた茶そばを鉄板で炒めます。その後、焼いた瓦に茶そばを乗せ、錦糸卵や牛肉、ネギ、のりなどをのせます。食べるときは、温かい蕎麦つゆにつけながら食べます。
佐賀県には、「三瀬蕎麦」、熊本県には、「阿蘇そば」があります。鹿児島県の「小薄そば」や「薩摩そば」、鹿児島の自然薯をつなぎにたくさん使って作られています。また具にさつま揚げなどを乗せて食べます。
沖縄の「沖縄そば」「ソーキソバ」は、「そば」という名前が付いていますが、蕎麦粉は使われていません。小麦粉とかん水で作られており、中華麺の仲間になっています。しかし、食べた食感は、ラーメンよりも肉うどんに近い味になっています。
中国・四国・九州地方の蕎麦